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高木 聰 展「タカギレッド」の世界

タカギレッドと呼ばれる理由が一目で分かる、それほどまでに鮮やかで、
そして強烈な赤で彩られた世界。今回はNHKや各種メディアにも取り上げて頂き、
たくさんの方々にお越しいただけました。なんと総数1251人!
多くの方が「とても温かい気分になれました」とおっしゃっていただき、
こちらとしてもとても嬉しく思います。
なによりリピーターの方がとても多くて、中には「今日で6回目なんです!」なんて方も。

普段は高木さんの絵は京都の江和ランド内のある、聡山美術館に展示されています。
ホームページはこちら→江和ランド 




日時:2011年2月9日(水)〜2月20日(日)

    9:00〜18:00(最終日は17:00まで。14日(月)は休館。

料金:入場無料


場所:クリエイティブ・スペース赤れんが ホールI

主催:NPO法人こどもステーション山口・山口市
「タカギレッド」と呼ぶにふさわしい、氏独特の「赤色」は強烈で、やさしい。
氏の描く風景、静物のどこかにこの色は登場し、高木ワールドの物語を展開してくれる。
そこには≪子供の魂の郷愁のような、愛に満ちた≫童心のポエジーと、苦渋の末にたどり着いた自然賛歌が伺える。氏の描く風景や静物は、実物を淘汰し、こうあって欲しいという、あらまほしき世界にまで高まり、人を幸福感と郷愁に誘ってくれる。氏の内面から湧き出てくる純真純情の美は、人生の経験を通して磨かれた、本物のプリミッティヴィスムであるのかもしれない。
氏は、名だたる画会に入選を繰り返していた。が、氏にとって大事なのは、日本の町を里を彷徨し、愛する花や果実や器や泥人形などにかこまれ、鉛筆をとり、一杯の酒にありつける暮らしこそ自分らしい、とあっさり画会を離れてしまった。
孤高の個展主義を貫いた早世の画家のはじめての、ふるさと山口での展覧会です。
「タカギレッド」の世界をご高覧下さい。




高木聰 たかぎさとし
■1940年、東京生まれ。3歳のとき海軍大佐の父が倒れ、父の故郷山口県小野田市に帰郷。
■1964年、京都学芸大学(現・京都教育大学)特修美術科西洋画専攻卒。卒業後4年間、京都府美山町立八ヶ峰中学教諭。1968年京都精華女子高等学校美術コース教諭を9年。京都府立朱雀高校、京都女子高校講師を勤めた後、画業に専心。
■二科展、一陽会展、京都水彩画会展などで入選・受賞。個展21回。日本現代絵画手工芸選抜バルセロナ展出品。パリ、ル・サロン会員。
■1993年、惜しまれつつ逝く。享年53歳。
■1994年より東京資生堂画廊等で回顧展。
■1999年、京都美山町に聰山美術展TakagiMuseum創設。